各部の転移
元末期ガン(ステージⅣ)克服経験者として、前回、ガンの特徴、再発、転移について、お話をさせて頂きました。
今回は、ガンの各部の転移について更に深く掘り下げて、私なりに調べたことをお話したいと思います。
ガンの転移とは、原発巣のガン細胞が別の場所(臓器)に移動して増えることといわれます。
ガン転移には、
- 血行性転移 (原発巣のガン細胞が血液の流れに入り込み、流れに乗って起こる)
- リンパ性転移(原発巣のガン細胞がリンパ管に入り込み、流れに乗って起こる)
- 播種性転移 (原発巣のガン細胞が内臓と腹膜などの間に広がっていく)
- 浸潤性転移 (原発巣のガン細胞が隣接する他の臓器へ広がっていく)
などが転移の特徴のようです。
また、ガンの種類によって、
- 前立腺ガン →副腎→骨→肝臓→肺
- 膀胱ガン →骨→肝臓→肺
- 卵巣ガン →肝臓→肺→腹膜
- 大腸ガン →肝臓→肺
- 直腸ガン →肝臓→肺→腹膜
- 腎臓ガン →副腎→肝臓→肺→骨
- 胃ガン →肝臓→肺→腹膜
- 膵臓ガン →肝臓→肺→腹膜
- 肝臓ガン →肺→骨
- 肺ガン →骨→肝臓→対側の肺
- 乳ガン →骨→肝臓→肺→脳
が、主な転移の可能性が考えられるようです。
ガンの種類は違っても、食べた栄養素は血液を関して肝臓に送られるので、ガンが肝臓に転移する可能性は高いようです。
「ガンは突然降りかかってきます。そして、再発や転移を繰り返すのが特徴」といわれます。
末期ガン(肝臓ガン)を患った経験者の一人として、ガンを患わないために、日頃の生活習慣を見直し、体の免疫力を高めることが大切なことだと思います。