私の顔が黄色い、との事で、元看護師でもある妻から『お父さん、肝臓が悪いんじゃない?黄疸?』と言われ、私は不安になり自宅近くの病院で肝臓の検査を受けてみる事にしました。

検査の結果は数日後に分かるとの事で私は、検査後、結果が出るまでもいつもの通り仕事をしていました。

当時、多少なりとも不安は感じていたものの、特別気にしていると言う程の心配はしていませんでした。

『【GOT】と【GPT】の数値が異常に高いです。』

数日後、肝機能検査の結果を聞きに病院へ行きました。

すると先生からこんな事を言われました。

『【GOT】と【GPT】の数値が異常に高いです。紹介状を書くので大きな病院で診てもらって下さい。』

紹介状をもらってまで、大きな病院へ行くと言う事は、オレの肝臓、結構悪いのかな。当時の私には【GOT】や【GPT】などの言葉も何の事だかさっぱりわからず、何故か他人事のように感じてさえいました。

紹介状を持って大きな病院へ

検査結果を聞いた翌日、私は頂いた紹介状を持って大きな病院へ行きました。

私は兄が胃ガンの末期で入院していた時くらいしか、大きな病院へ行ったことが無く、病院へ到着後、どこへ行ったらいいのかも分からずあたりをウロウロしていました。

総合受付で聞いてみたところ、『内科で受診して下さい。』との事でしたので、その指示に従いました。

しばらく待つと名前を呼ばれ、診察室へ。

大病院の待合室:肝臓がん末期闘病記ブログ

先生は私が持ってきた紹介状などを確認しながら『次回はエコーの検査をしましょう。』と言われ、エコーの検査の予約をしました。

検査は2週間後と言う事でした。

エコー検査が2週間後と言うのは、検査を受ける人が多く順番的にその位になってしまうのか、もしくはそれなりの期間的な準備が必要なのか、私はちょっと遅い気もしていました。

とにかく妻が心配していた通り、やはり私の身体は『肝臓』が悪かった事がこの時、判明しました。

先生の話しから、血液検査の結果は
GOT:正常値7~38  ⇒  【284】
GPT:正常値4~44  ⇒  【259】

と、確かに異常に高い数値でした。


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