【脱水症状の原因は造影剤の副作用だったのでは?】私は次第にそう考えるようになっていました。
この頃の私は、胆汁の出る量はまだ多かったのですが、基本的に一日中点綴を受けていたためか、体調的には回復傾向にありました。

脱水症状、初めての経験でした。

時々、ニュースなどで【脱水症状】という言葉は耳にしていましたし、その【脱水症状】によって亡くなってしまった方などがいる事も知ってはいました。

しかし、【脱水症状】がこんなにも怖くて恐ろしいものだとは全く想像していませんでした。

それと同時に、もう二度とあんな経験はしたくないと自分なりに気を付けるようにもなりました。

しかし、疑問も感じていました。

『何故、急に胆汁の量があんなにも不規則になってしまったのだろうか?造影剤を3度も入れたあの検査の直後ではないのか?もしかしたら脱水症状の原因は、あの、造影剤の副作用なのではないだろうか?』という事です。

また、それとは別にこんな気持ちも抱いていました。

『今回の脱水症状の原因が造影剤の副作用だとすると、肝臓ガンの進行(悪化)ではなかった』という事でした。

脱水症状の原因が肝臓ガンの進行(悪化)ではないと思えるだけで、私の気持ちは軽くなりました。

脱水症状に気を付けながら少しでも早く体力を回復したい

脱水症状になってから私は主治医に食事を止められていたため、口から栄養を摂る事が出来ずにいました。

しかし、一日でも早く【口・くち】から食べ物を入れ、体力を回復したい、そう願う日々が続いていました。

ただ、主治医に食事を止められている以上、それを無視する事は出来ませんので、私は今、自分に出来る事、『健康食品を忘れずに飲む事』だけを確実に実践して、早目に寝るようにしていました。

病院での朝は早い

早めに寝ると自ずと朝も早く目が覚めます。

私の病院での朝は、『4:30』から始まりました。

まだ同室の患者さん達が寝ている中、私はそっとベッドから抜け出し、点滴台を押して、1階外の喫煙所へと向かいました。

喫煙所のベンチはその時間帯でもいつも既に数人の患者さんが腰かけていました。

毎朝、そこで新聞配達の人から直接新聞を買って読むのが楽しみという患者さんもいました。

私もそれを聞いてから良くそこで新聞を買って読んでいました。

朝早く起きて、喫煙所のベンチに座って缶コーヒーを飲みながら煙草を吸って新聞を読む、これが私の入院生活の一日の始まりでした。

気持ち良くこれを実践することで『今日も生きている!』と感じる事が出来ました。

ちなみに朝一番の検温時刻は『6:00』。

朝4:30から6:00までの1時間半が私の朝の始まりであり、楽しみでした。

病院の朝は早い:肝臓がん末期闘病記


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