病室で幽霊?オバケを見る体験をしたことがありました。

病院の消灯は夜9時。いつものように私は消灯時間と同時に横になりました。

どの位、寝ていたのか、何時だったのかも良くわかりません。

身体が動かず幽霊?が現れる

ふと、目が覚めたのですが、両手両足が動きません。

寝返りを打とうとしても身体全体が動きませんでした。

この時に限って病室は個室、必死でもがいてみますが全く動きません。

しかし何故か、【目】だけは動きました。

ふと病室内を見回してみると壁際に若い男性が立っていました。

電気は消えているはずななのに、何故かハッキリと見えました。とても痩せ細った男性でした。

次の瞬間、その男性が壁の上の方から私めがけてティッシュ箱を投げつけて来ました。

私はびっくりして、必死で顔をよけるし仕草をしました。

『何をするんだ!危ないじゃないか!』心の中で必死で叫んでいました。

今度は白髪交じりの長髪の老人が出てきました。

しかもその老人は、見た事もない大きな注射器を抱えて天井から飛び降りて来ました。

そしてその大きな注射器で私を刺そうとするではありませんか!

しかも今度はやせ細った男が私の身体を押さえつけています。

病室で幽霊体験をする:肝臓がん末期闘病記

私は必死な思いで、跳ねのけました。

すると急に身体が動くようになりました。

私は立ち上がり、病室の電気という電気をすべて付けました。夜中でしたがテレビもつけました。

私は恐怖でそのまま病室を出て、点滴台を押しながらナースステーションへ向かいました。

今すぐ病室を変えてもらうためです。

しかしその途中ふと思いました。

『看護師さんにさっきの幽霊?オバケ?の話しをしても果たして信じてもらえるのだろうか。それどころか、いい歳をして、怖い夢でも見たのかと思われて恥ずかしい思いをするのではないか。

私は考え直し、病室の話しは明日にする事にして、とりあえず病室に戻りました。

病室はさっきのままですので、電気のおかげで明るいままでしたが、やはり私はそこで夜を明かすことは出来ないと思い、いつもの喫煙所へ行きました。

喫煙所へ行ってみると、まだ夜明け前だというのに、既に数人の患者さんがいました。

私は人が居る事にホッとしました。

私が幽霊体験をした病室、実は曰くつきの部屋?!

私は幽霊体験をした後、その日は朝まで喫煙所で過ごしました。

時間がとても長く感じられました。

朝方、点滴が終わりそうだったので仕方なく病室に戻る事にしました。

病室に戻る途中、ナースステーションの前を通ると私の担当の看護師さんの姿が見えたので私は恥ずかしながらも昨晩の幽霊体験の出来事を伝え、病室を変えて欲しいと話しをしました。

その会話の中でちょっと気になったことがありました。

『あの部屋は何かおかしいですよ。』と私が言うと

『エッ?!やっぱり・・・。』との返答。

おかしいですよね。あの部屋はやっぱり【曰くつきの病室】だったのかと思いました。

『分かりました。婦長が来たら話しておきます。』看護師さんは言いました。

その後私は病室に戻り、嫌ですが、テレビを観ていました。

しばらくするとその看護師さんが来て、部屋を移っても良いとの事。

私は早々に荷物の整理をして、妻にも病室が変わる旨、連絡をしました。

【曰くつきの病室】の事も気になりましたが、何より私はホッとした気持ちでした。


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