私は自分に出来る事ととして友人、知人に電話をかけまくりました。しかしそれが終わると『死にたくない』という不安が募り、時間だけが過ぎて行きました。

そんな中、大学病院入院予定まであと10日となった日、私は当時入院していた病院を退院しました。

退院要約:肝臓がん末期闘病記

『最後のセリ採り』になるかもしれないという気持ちで

肝臓移植のため、大学病院へ入院するため当時入院していた病院を退院した日、私はこれがもしかしたら『最後のセリ採り』になるかもしれないという気持ちでセリ採りに行きました。

その日は小春日和で天気も良く、私は趣味でもあるせり採りに行こうと妻と友人を誘いました。

私と妻、そして友人の伊藤さんの3人でセリ採りへ行く事になりました。

友人であり命の恩人の伊藤さん:肝臓がん末期闘病記

友人の伊藤さんです。私の命の恩人です。

セリ採りに向かった場所は、この時期になると良く行く、いわば私の中でセリ採りの『秘密の場所』でした。胃がんで亡くなった兄とも良く来ていた場所でした。

セリ採りへ行く:肝臓がん末期闘病記

私は気持ちの中でこれが【最後のセリ採り】と言う覚悟を持っていました。

もうこの場所へは生きて来ることは無いかも知れない、そんな気持ちがありました。良く目に焼き付けておこうと思ってセリ採りを始めました。

すぐ近くで妻や伊藤さんもセリ採りを始めました。

『妻は今、どんな思いでセリ採りをしているのだろう。』

そんな事を考えると、とても辛く、でも気丈を装い、無心にセリ採りをしていました。

1、2時間位経った頃だったと思います。伊藤さんが知人と約束があるとの事で伊藤さんだけ先に帰る事になりました。

私と妻もその後少しセリ採りを続けて、家路につきました。

私の身体は当時、かなり悪くなっていたので、たった数時間のセリ採りでもとても疲れ切っていました。

家に帰ると妻は早速、採ったセリを夕飯用に料理し始めました。我が家ではセリ採りの後のセリ料理は『卵とじ』が定番となっています。

このセリ料理も『最後になるかもしれない』と思いながら食べた事を覚えています。

癌に良い健康食品があるらしいよ!

早めの夕食を摂って少し休んでいたところ、その日一緒にセリ採りに行った伊藤さんから電話がありました。

『笹野さん!癌に良い健康食品があるらしいよ!効くかどうかは判らないけど、話しだけでも聞いてみない?

私がワラにもすがる思いで電話をした事を覚えていてくれたのです。

私は伊藤さんのその気持ちがとても嬉しく、また感謝していました。

私はとにかく話しを聞いてみようと場所と時間を約束して電話を切りました。

「伊藤さんがなんか、ガンに効くものを探してくれたみたいよ!」と妻に言うと「エッ?!本当!話しだけでも聞きにいこうよ!お父さんひとりで運転して行って何かあったら大変だから私も行くよ!」

私達は早速外出の準備を始めました。

後から思えば、伊藤さんはセリを採っている最中も、良く時間を気にしていました。

彼女自身、とても忙しい生活をしている中で、私の病気のためにわざわざ時間を割いて、話しを聞きに行ってくれていたのです。私は何より伊藤さんのその気持ちがとても嬉しく思いました。


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